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相続人の方がご高齢で、相続手続き丸ごとパックにて対応した事例 Sozokutetsuzuki

Sozokutetsuzuki

相続人の方がご高齢で、相続手続き丸ごとパックにて対応した事例

前提条件

・被相続人:父(熊本市)
・相続人:長女(熊本市)(ご相談者様)、長男(大分市)、二男の長男(神奈川県在住、代襲相続人)、二男の長女(神奈川県在住、代襲相続人)、二男の二女(大阪市在住、代襲相続人)

ご相談内容

・長女様(ご相談者様)よりの父の相続税申告のご依頼
・お父様はご生前、自筆の遺言書の作成をしていましたが、要件を満たしておらず法的効力のある遺言書ではありませんでした。
・お父様には賃貸不動産が三つあり、上記自筆の遺言書では、それぞれ長女様、長男様、二男様の長男様が相続してほしい旨の記載がありました。金融資産についての記載はありませんでした。
・長女様はご高齢で、金融機関での手続きといった各相続手続きをご自身で行うことが難しい状況です。また、長女様以外の相続人が熊本県外在住であったため、より難しい状況です。
・長女様が長年お父様の介護等をしていましたが、長女様としては、円満に相続手続きを終わらせることが一番とのことです。
・お父様から不動産や預金を相続するにあたって、どのように進めていけばよろしいでしょうか?

当事務所のご対応

長女様は熊本市に在住ではあるものの、ご高齢であるため、ご自身で相続手続きを行うことが難しい状況でしたので、当事務所において相続税申告をするだけではなく、相続に精通する司法書士の先生と連携して、相続手続き丸ごとパックにて対応いたしました。
まずは戸籍等を一式収集後、法定相続情報一覧図を作成して相続人を確定しました。
その後、財産目録の作成をしていきます。不動産については、固定資産税の課税明細書から場所を特定し、登記簿謄本等の関連する書類を取得していきます。併せて、不動産の相続税評価を進めていきます。同時進行で、各金融機関での金融資産の手続きも進めていきます。まずは銀行や証券会社で残高証明書等の書類を取得します。これらの手続きや書類収集について、当事務所や司法書士の先生が代行できるものは全て代行して行っていきます。
財産目録の大枠ができた段階で、各相続人とも連絡をし、遺産分割協議のサポートを行いました。今回は、法的効力のあるものではないものの、お父様が自筆にて遺言書を書いておられましたので、その旨をお伝えしてました。また、長女様が長年お父様の介護等を行ってはいたものの、長女様の一番のご要望として、円満に相続手続きを終わらせたいということで、預金や株式といった金融資産についても全て平等に相続されたいとのことでしたので、その旨も各相続人にお伝えしました。その結果、相続人の皆様が全員納得して、円満に遺産分割がまとまりました。
無事に遺産分割がまとまりましたので、当事務所において、相続税申告も申告期限に余裕をもって完了させられました。
その後、司法書士の先生とも連携し、預金や株式等の各金融機関における解約、名義変更手続き、不動産の名義変更手続きも行いました。
長女様のご要望通り、相続人皆様が納得して、円満で「幸せな相続」となりました。

担当税理士のコメント

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